長崎県島原市の5歳児健診実施データ
- 自治体名
- 長崎県島原市
- 設置区分
- 市(10万人未満)
- 補助金利用の有無
- あり(母子保健衛生費国庫補助金)
- 年間出生児数
- 201〜300人
- 実施形式
- 保健センター等での集団健診
- 実施開始年度
- 2001年
- 実施回数
- 年13回
- 1回の人数
- 20〜30名
- 参加職種
- 小児科医 / 保健師 / 心理職 / 看護師 / 栄養士 / 教育委員会スタッフ / 行政事務職
- 医師の確保方法
- 地区の医師会に依頼
- 医師確保の工夫
- 次年度の健診予定決定後、早期に医師会へ健診予定を伝え、医師会で診察医を調整し割り振ってもらっている。 医師会からの要望により、5歳児健診を開始した経緯がある。日ごろから市と医師会との連携を密にし、業務について相談できる体制となっている。
- 健診の流れで
実施している事柄 -
- 事前カンファレンスを実施している
- 事前に保育所・園からこどもの様子について情報を得ている
- 保育所・園からの情報について、保護者から同意を書面で得ている
- 保護者からSDQやその他アンケートを実施している
- 保育所・園からSDQやその他アンケートを実施している
- 健診当日に保健指導(育児環境支援・生活習慣・育てにくさへの対応等)を実施している
- 健診当日に専門相談(子育て相談・栄養相談・療育相談・心理発達相談・教育相談等)を実施している
- 後日に専門相談(子育て相談・栄養相談・療育相談・心理発達相談・教育相談等)を実施している
- 健診後カンファレンスを実施している
- 健診の流れについての工夫
- 受付、計測終了後、各検査項目、問診等を同時進行で実施し、すべての項目を終了してから、受付順に診察医の診察へ回るようにしている。
- 専門相談
- 子育て相談 / 栄養相談 / 心理発達相談 / 教育相談
- ニーズの高い
専門相談 - 心理発達相談
- 専門相談の後の対応
-
- 医療機関紹介
- / 療育機関紹介
- / 園・保育所との情報共有
- / 遊びの教室
- / その他
教育委員会へ情報提供 - こども一人あたりの
医師の診察時間 - 3-5分
- 保健師による1回の
個別相談時間 - 3-5分
- 健診後カンファレンスへの
医師の参加 - 参加していない
- 実施の上で感じる課題
- 健診後のフォロー体制について、市内に発達専門の医療機関がないため、通院に1時間以上かかる医療機関を紹介しなければならず、受診につながりにくい場合がある。また、医療機関を紹介しても、受診までに2~3か月待ちとなることが多い。健診受診後、フォロー教室への参加が次年度となり、タイムリーでないため、保護者の参加意欲が低下する。
- 5歳児健診のメリット
-
- 発達課題の抽出
- / 保護者の不安への対応
- / 就学への指導対応
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※5歳児健診実施データは、母子保健衛生費国庫補助金を利用している自治体のみ掲載しています。